中山グランドジャンプは、日本における障害競走の最高峰に位置するレースです。
過去の歴史のなかでは、オーストラリア所属のカラジという競走馬が3連覇を達成したことで、普段は障害競走に興味の無い競馬ファンでも、海外競馬の裾野の広さに驚きを持ったり、黒船襲来のような一種の恐怖感とともに記憶している人は多いのでは無いでしょうか。
ただ番組が減少傾向の一途を辿っている障害競走においては、このように競馬ファンの耳目を集める様なことがあったのは幸いだったように思えます。
ジャパンカップなどにありがちな顔見世興行のような、日本で種牡馬入りが決まっている外国馬の参戦よりも、カラジのように本気で勝ちにきた馬が見れたことは競馬界全体に意味あることでした。
なお中山グランドジャンプは競走名から分かるように中山競馬場で開催されるレースでありますが、関西馬が非常に強いレースであることも良く知られています。
どのくらい関西馬が強いのかというと、2006年~2010年の5年間をデータとして捉えた場合、関西馬の単勝を無条件に買っていれば、回収率は137%にもなったほどです。
障害競走と言えば普段の馴染みの薄さから予想が難しい側面がありますが、このレースに限っては極端な傾向が出ていることを覚えておいて損はないと思います。
あとは1番人気馬よりも2番人気馬が強いという傾向があります。
これはあまり強く押せる材料ではありませんが、頭の片隅に留めておいて損は無いでしょう。
また前走着順という点からみてみると、前走2着からの巻き返しが見られます。
前走1着よりも2着と覚えておきましょう。
なお前走で2秒以上離された馬の巻き返しはありません。
更に騎手の面から中山グランドジャンプを探ってみると、人馬一体という言葉の通りか乗り替わった馬に勝ち馬はいません。
障害競走はまさに人馬一体となることが必要なレースなのでしょう。